
納沙布岬は根室半島の端っこにあります。
日本で一番東にある岬で、日の出が一番早く見られます。
私達が着いたのは、日が西に傾きかける頃で、風も冷たくなってきていました。
海辺は、やっぱり風が強いですね。
根室の花咲港から約30キロ、30分ちょっとで着きました。

北方領土は、ここから3.7キロ先にあります。
一番近いのは、歯舞諸島の貝殻島。
視界のいい日には見えるそうですが、今日はだめでした。


望郷の家と北方館。
望郷の家には、元の島民の生活関連資料や、島の住居表示を折り込んだ地図が展示されています。
北方館には、北方領土に関する条約や陳情書、古文書などが保管されています。
どちらも2階は展望室になっていて、北方領土を望む望遠鏡が設置されています。

望郷の家の入り口をはいると
返還要求の署名をするところがあります。
私も、北方領土返還要求の署名を残してきました。

北方領土の地図です。
国後島、択捉島は大きな島です。それに、色丹島と歯舞諸島。
総面積は約5千平方キロ、千葉県や愛知県と同じ広さです。

北方館では、北方領土視察証明書を発行してくれます。
証明書の図柄は3種類ありますが、北方館の事務室で一人一枚のみの発行です。
裏には、日付いりのスタンプを押してもらえます。

納沙布岬にある望郷の岬公園には
北方領土返還を祈願するモニュメントがたくさんあります。
なかでも目を引くのが「四島のかけ橋・祈りの火」です。

これが「四島(しま)のかけ橋・祈りの火」。
アーチの下にある灯火は、1972年に祖国復帰を果たした沖縄県・波照間島から
全国を縦断してここまで搬送された火が、1981年に点火されて
今なお燃え続けているものだそうです。

日暮れの納沙布岬。太陽は反対側に沈みます。
元旦には初日の出、冬場は流氷を見に来る人でにぎわいます。
6月には、岬の先端でツツジの花が満開になるそうです。